転職成功のカギ ~失敗に学ぼう~

case1 給料につられて実際の看護を見ずに転職してしまった。結果、一年も続きませんでした。

給与は最も気になる条件です。他にも、勤務する時間や休日の体系など、働く条件があいまいなまま転職を決めてしまうと、ゴタゴタする原因になります。

転職をするにあたっては、給与以外の条件も重要です。仕事内容、看護に対する病院の考え方が自分の気持ちとあまりにもかけ離れた状態だと、心地良く働けないでしょう。

まずは、「自分らしく勤められるところか」をよく考えたうえで条件にかんして話し合いをしましょう。
結局「お金のためにだけ働いている」状況というのは避けたいところです。



case2 公立病院というネームバリューだけに惹かれ、何も調べずに転職して…後悔。

私立より公立。公立のなかでも国立で、とくに大学病院がいいなー…という希望を持つのはごくごく自然なことです。
でも、それは単に「ナマエ」でしかありません。
あなたは、いったい何のために転職するのでしょう。

そして、その答えは転職先で満たせますか?

たとえば、産婦人科の看護に携わりたいなら、「転職先は産婦人科」がいちばんの条件です。
私立か公立かは重要でしょうか。あわせて、新しい医療に触れるような看護に挑戦したいなら、その条件で病院を探せばいいはず。
病院を選ぶときに考えたいことは、仕事の中身、給与、勤務の時間…と、きりがないです。

自分にとって「本当にこだわるべきことは何か」を確かめてから、ゆずれない条件がクリアできる病院を選びましょう。



case3 「患者さまを大切にしています」と言っているのに、実際はとても粗末な対応をしていることに気づいた。

ひとはだれしも、他から良く見られたいとおもうものです。それは、求人を行う病院も例外ではありません。
しかし、実際の状態を知らずに転職すると、こういった失敗につながり、職場への不信感が芽生えます。

このような病院はできる限り事前に見抜いておきたいもの。
そこで、見抜く方法を2つおしえます。

●その1 
病院に関するあらゆる情報を集めます。

ここで気をつけるのが、病院がみずから発信している情報は信用しないこと。
「他から良く見られたいとおもうもの」だから、利益のある情報だけしか発信していないかもしれません。

●その2
その病院で働く人や、患者さんなどから情報を集めます。

患者っぽく外来へ行ってみたり、見舞に訪れた人のフリをして、病棟へ足をはこぶことは、とても参考になる行動です。
スタッフの仕事ぶりや患者さんへの接しかたからは、飾らない真実が見えるでしょう。
そして、利用者のはなしにみみをすましたら、病院のよいところ、わるいところが聞こえてくるかもしれません。

つまり、
「自らの目で現場を確かめること」です。

転職を志すなら、この心得を肝に銘じてみては。



case4 求人広告と実際がちがう!!

「言ってることと実際がちがった」
まるで、失敗談の広告版です。

まず、「広告の内容が明らかに間違っている」「状況とかけ離れている」ならば、広告を掲載していた出版社に連絡しましょう。出版社ではカスタマーセンターや同様の施設をもっており、病院にたいして指導を行ってくれることもあります。

けれども、出版社や病院が責任を負ってくれるかどうかはわからないです。
つまりは、転職を決める前に「本当に求人広告の情報は正しいのか」を確かめることが必要で、実際に病院を訪ねて事情をさぐることが重要になるでしょう。