【看護師】皮膚科・美容皮膚科に転職したい看護師へ。転職成功のQ&A

皮膚科はどんな診療科ですか?

皮膚・爪・毛の病気を診察・治療する診療科です。

器具を使わず、肉眼で見える体の部分が診療範囲なので、広範囲の診療を行います。

皮膚科には二種類があり、病気を診療する通常の皮膚科と、美容のための診療を行う美容皮膚科があります。
この二つで仕事内容が違いますので注意してください。



皮膚科の特徴を教えてください。

皮膚科は開業医のクリニックがほとんどなので、基本的に地元での勤務となります。

老若男女問わず幅広く地元の患者さんが訪れ、地域に貢献できます。そして、残業は非常に少なく家庭やプライベートとの両立がしやすいです。

美容皮膚科は、病気ではなく美容の改善・向上ためにお客さんが訪れることが特徴です。
こちらは病院によっては残業が多いこともあります。



皮膚科の仕事内容を教えてください。

皮膚科看護師の仕事は主に問診と、医師の診療補助、採血やアレルギーパッチテストなどの検査業務、生活指導です。

美容皮膚科では脱毛、ヒアルロン酸注入、レーザー治療など美容に関わる医療行為を行い、受付や薬の発注、掃除などの業務も行います。
さらに、営業をかけてお客さんを呼び込む必要のある病院もあります。



身に付くスキルはどのようなものがありますか?

皮膚科では処置を素早く行うスキルと、医療行為だけでなく受付も含めた幅広い業務こなすので、その時々で的確に行える判断力を身に付けることができます。

美容皮膚科では、他の診療科ではなかなか身に付き辛い接遇マナーが身に付きます。

患者さんというよりも『お客様』として対応することが大切だからです。
本来接遇マナーはどの診療科でも必要なものですので、その経験は他の診療科でも十分に活かすことができます。



資格を身につけることはできますか?

皮膚科では、『皮膚・排泄ケア認定看護師』の資格を身に付けることができます。

資格取得の条件は、看護師としての実務経験が5年以上で、そのうちの3年が専門領域の経験であり、
認定看護師の教育課程を昼間の連続した教育で半年、615時間以上修めていることです。

美容皮膚科では、手当がもらえる資格を取得すると収入の面で期待できるようになりますので、業務の傍ら資格取得を狙っていきましょう。
福祉皮膚美容士、サプリメントアドバイザー、アロマセラピスト、エステティシャンなど、病院によって手当てがつく資格は様々です。



どんなことが大変ですか?

皮膚科では感染症の患者さんの処置が大変です。
看護師にも感染のおそれがあり、的確な判断と処置が求められます。

美容皮膚科では、普通の病院では看護師がやらないような薬の発注、清掃など、あらゆる業務をする必要があり、それが負担になります。
その上で病院によっては営業もしなければならず、他の診療科とは違った大変さがあります。



お給料はどのくらいもらえますか?

皮膚科での月収は、20万~25万円です。
夜勤のない一般的なクリニック勤務の看護師の平均と同じ金額です。

美容皮膚科では、約25万~45万円まで振れ幅が大きいです。
お客さんを沢山とれるかどうかで大きく給料が変わることもありますが、基本的には高額となります。
しかし、月収が高くても賞与が低かったり保険加入ができない病院があるので注意が必要です。



皮膚科で看護するやりがいを教えてください。

皮膚は目に見えて回復していることを実感できるので、そこにやりがいを感じます。

美容皮膚科では、お客様から「コンプレックスが減り、自信がわいた」「若返って本当にびっくりした」と直接言葉をもらえることが多く、こちらも嬉しい気持ちになります。



良い転職先を選ぶポイントを教えてください。

開業されている医師の論文を読むと、自分に合うかどうかの目安になります。

皮膚科は開業医のクリニックがほとんどで、自然と看護師の就職先は地元クリニックが主となりますので、論文から院長先生の様子や人柄をつかみましょう。
面接をしたときの雰囲気で居心地の良さを測ることも大切です。

美容皮膚科は病院によって営業ノルマがあるので、転職する前に就職先についてよく調べることが大切です。
歩合色が強すぎる美容皮膚科は、ブラック企業になりやすい側面がありますので注意してください。