【看護師】 呼吸器内科へ転職したい!成功のポイントQ&A

呼吸器内科への転職を考えてますが、呼吸器内科はどんなどころですか?

肺、気管支などの呼吸器系の疾患の患者さんに対して、内科的治療をするところです。

肺癌、肺炎などの疾患を主に扱いますので、肺結核などの呼吸器感染症に関わることもあります。



どんな勤務先がありますか?

呼吸器内科を専門としているクリニックや外来、病棟勤務があります。



仕事の内容を教えてください

外来、病棟とも、感染症への対策が必要になります。

そして、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者さんが多く、COPDへの生活指導も大切になってきます。

外来看護は、診療の補助は勿論ですが、慢性疾患を抱える患者さんとの信頼関係を築き、治療が円滑に進むようにサポートすることが、大事な役割です。


病棟では、特に院内感染を防ぐために標準予防策を徹底していますので、感染経路や感染症の知識を持ったうえで、患者さんのケアに当たることが大切です。

肺がんの終末期の患者さんも多いことから、抗がん剤や医療麻薬を用いることもあり、緩和ケアや終末期のケアも重要になってきます。長期入院の患者さんのご家族への看護も必要です。



ターミナルケアが多いのですね。患者さんの年齢層を教えてください。

入院されているのは、高齢の患者さんが多いです。

高齢化に伴い、高齢者の肺炎は年々増加しているので、高齢者へのケアも日常的に行っています。



どんなスキルが身に付きますか?

外来では医師の診療の補助として、採血や点滴のスキルが、病棟では吸引や人工呼吸器のスキルが身に付きます。

肺がんの患者さんも多いことから、抗がん剤や麻薬の取り扱い、緩和ケア、終末期の患者・家族への看護などが行えます。

また、感染に関する知識・技術も身に付きます。呼吸音を聴取して、症状をアセスメントをする能力が向上しますし、老年看護、高齢者への看護も学べます。

呼吸器内科で学んだスキルは、特別養護老人ホームや訪問看護など、他の職場へ転職しても大いに生かすことが出来ます。



給与はいくらくらいもらえますか。

1年目の看護師だと、外来は22万前後です。
病棟で常勤で勤務した場合、夜勤手当を加算して27万くらいです。

経験年数が長かったり、外来主任などの役職に就けば、基本給30万を超えることもあります。



大変だと思うことを教えてください。

初診では、検査が終わるまで何の疾患か分かりません。

結核など、伝染する感染症の可能性もあるため、感染管理がとても重要になります。

そして、誤嚥性肺炎で入院してくる高齢の患者さんが増えていますので、吸引や食事の介助に注意しなければいけません。入院してから再び誤嚥するリスクを避けるため、頻回にケアをします。

肺がんによる疼痛や、各種呼吸器疾患のため呼吸困難や呼吸苦などを抱えている患者さんが多いので、安楽にするためのケアや精神的な援助などに気を遣います。

呼吸器疾患や高齢のためQOLが低下している患者さんも多く、処置だけでなく日常生活の援助が必要になるため、体力仕事です。



魅力を教えてください

急性期だけでなく慢性期・終末期の看護も学べます。

また、幅広い知識・技術が身に付くため、福祉施設や訪問看護ステーションなどへ転職するときにも役立ちますし、呼吸療法認定士や慢性呼吸器疾患認定看護師などの専門資格を取り、呼吸器分野のスペシャリストとしてさらにスキルアップすることもできます。

看護師として一生使える知識を身に付けられる場所です。